今日は琵琶湖一周ウオークの8回目。
歩いたのは、JR田村駅〜長浜〜JR坂田駅。
往路で坂田駅前の武者像を発見しそれを見るため途中下車しようとしましたが、押しボタン式のドアに不慣れなため下車に失敗。
切符は長浜まで買っていたのですが長浜には電車でなく歩いて入って行きたくなったので、坂田駅の次の田村駅で下車し、いい天気の空の下を長浜までの〜んびりと歩きました。
長浜では、長浜駅発行のウオーキングマップのコース約7.5kmを歩いて長浜を楽しみました。


本日のウオーキング歩数、39,378歩。


2007年12月27日(木)




京都駅着。
特急列車を眺めます。



陸橋を渡り東海道線のホームへ。



近江塩津行きの快速がやって来ました。
12両編成。
先頭の4両は近江塩津行きですが、後の8両は米原どまり。
乗るのにすっかり慣れ最近では常に先頭車両に。



列車が瀬田川を渡ります。



坂田駅前にとっても立派な武者の像が見えたのでそれを見るため途中下車しようとしたのですが、保温のために押しボタン式になっているドアをうまく開閉でき下車できませんでした。
そこで次の田村駅で下車しましたが、田村駅前には何もありませんでした。(>_<)
のどかな風景を眺めながら田村駅から長浜を目指します。



この辺りには「糺子神社」があったようです。



糺子神社があった場所。






少し進むと再び「糺子神社跡」が。



元・滋賀県知事の武村正義氏の筆に寄る石碑の文字が。
武村氏は素晴らしい知事でした。



松の雪吊りがあちこちに見られます。



旧街道の幹線ではないのかもしれませんが、それでも細い道と蔵がある家並みでここが「旧道」だと推察できます。



長浜に近づいてきたようです。
橋に秀吉ゆかりだと思われる飾りが。



生駒神社。
中古代から再三にわたる琵琶湖の陥没や天災のため古い記録が残っておらず詳細は不明ですが、1121年に比叡山大和尚から魚類一篭社納するという古文書が残っており、この神社の歴史はかなり古いようです。



穏やかないい天気の元、の〜んびり旧街道を歩く悦びを味わいます。



どうやら長浜に着いたようです。



これ北国街道なのでしょうか。
もしそうだとしたら、今歩いてきた道は長浜から南進する北国街道だった可能性が濃厚。



北国街道でした!



鉄道文化館にはぜひとも行きたいのですが、長浜はJR長浜駅発行の「ウオーキングマップ」どおりに歩く計画。
通り過ぎます。



すごい!
とってもいい感じ。



防火桶。



この装置は、脱穀あるいはお茶の加工か何かに使ったものなのでしょうね。



JR長浜駅着。
駅前には「秀吉公と石田三成 出逢いの像」が。



JR長浜駅。
ここが長浜ウオーク・モデルコース7.5kmの起点。



長浜ウオーク・モデルコースの最初の場所。
長浜城歴史博物館。



歴史博物館は昨日26日(水)までの開館で、今日から年末年始の休館のようです。



本丸跡。



長浜城跡がある豊公園(ほうこうえん)の案内図。



長浜ウオーク・モデルコースの2ヶ所目の場所である山内一豊屋敷跡へ。



歩を進めます。
長浜ウオーク・モデルコースの3ヶ所目の場所である豊国(ほうこく)神社着。



ここ豊国神社は、安土桃山時代に秀吉の没した後、長浜の町衆ががその遺徳を偲んで建立。
豊臣秀吉、加藤清正、木村重成などが祭神。
大坂夏の陣で豊臣家が滅びると徳川幕府は神社を取り壊すよう命令。
町民は一時、祭神を町年寄の家へ移しました。
そして八幡宮の古堂を移築し商売の神様である恵須神を祀り、奥に秀吉像をひそかに祀って長い長い江戸時代を過ごしました。
明治31年(1898年)の秀吉300回忌に今のこの社殿を造営し、現在に至ります。



とってもキレイなアーケード街。



長浜ウオーク・モデルコースの4ヶ所目の場所である北国街道・安藤家着。
長浜を代表する近代和風建築です。
中には入らず、外から見物。



お寺の建物も街道風景の趣をより深めています。



消火ポンプのようなものが。



もう時刻がかなり遅くなってきました。
「ラーメン大学」を見かけたので入りそうになりましたが、長浜駅に行く途中で見つけたこの店にぜひとも入りたかったので空腹を耐えて歩いてきました。
さて昼食!
何を食べようかなあ・・・・・。(^^♪



店内へ
何だかとっても不思議でいい感じの店内。



注文した「鯖街道」が来ました!
運ばれてきた「鯖街道」のセットをひと目見たとたん「これでは絶対に足りない。あとでラーメンをどこかで食べよう。」と思いました。
ところが何の何の。
食べている途中からドンドンお腹が膨れてきて、食べ終わった時点で超満腹。
午後9時前に帰宅するまで空腹感を感じないほど満腹になったのです。
ちなみにこの「鯖街道」セットは1,600円程。



「札の辻」には、黄金のわらぞうりのモニュメントが。



札の辻の説明。



北国街道。
最高の風景。



いいですねえ。(^_^)v



秀吉公茶亭門



太閤ひょうたん



長浜ウオーク・モデルコースの5ヶ所目の場所である黒壁美術館前。



武者隠れ道。
数多くある旧街道の中でも、このような隠れ道があるのは ここ北国街道のみ。



「隠れ武士」発見!(@_@;)



武者隠れ道の説明。



「うだつ」って物の名前だったんですね。
知りませんでした。



このひときわ高い屋根が「うだつ」なんだそうです。



知善院を目指します。



長浜ウオーク・モデルコースの6ヶ所目の場所である知善院に到着。



知善院本堂。



本堂の屋根にはシャチホコが。



知善院をあとに。
このような建物が普通の仕事場として使われています。



長浜ウオーク・モデルコースの7ヶ所目の場所である曳山博物館へ。



曳山博物館の入り口。
見学は外部のみにします。




弁慶像。



曳山博物館をあとに。
バイクの後にリヤカーを引いて野菜を売っている人がいました。
街の人は「ご苦労様」と声をかけ、バイクの人は「今日はミツバやら色々いいのがあるよ〜。」とこたえていました




長浜ウオーク・モデルコースの8ヶ所目の場所である大通寺へ。



大通寺は、我が家に毎月来てくださるお寺さんからも寄ることを勧められていました。



本堂。
東本願寺から移設された建物だとされています。



大通寺の説明。



お参りしたあと境内を周ります。



大通寺をあとにして表参道を歩きます。



街のあちこちに流れる清流。



長岡八幡宮を目指していると、タコをいっぱいぶら下げられているのを見ました。
これっていったい何だろう・・・・?



長浜ウオーク・モデルコースの9ヶ所目の場所である長岡八幡宮。



もう迎春の準備が終わった様子の境内。



わお!?
しっかりと念じておきました。



境内の石地蔵。



長浜ウオーク・モデルコースの10ヶ所目の場所である舎那院。
長岡八幡宮に隣接しています。



次の目的地である薬師如来を目指して歩きます。



本当にいい感じ。



長浜ウオーク・モデルコースの11ヶ所目の場所である薬師如来・天満宮。



お参りします。



次の目的地を目指していてこんな蔵を見つけました。
白壁が黒く塗られたような跡があります。
旧軍が白壁を黒く塗るように命令した記録がありますが、この蔵もあるいはそんな蔵のひとつだったのかもしれません。



大きなお釜。
五右衛門風呂なのかもしれません。



わお!
せんべいの缶売りをしている店がありました。
子どもが多かった時代には、こんな缶入りのお菓子が経済的だったんでしょうね。



大きな道路へ。
どこにでもあるような風景になりましたが、こんな風景も生活する人にとっては必要なアイテムが詰まったもの。



格好いいバイクが!!
私も昔はバイク党でした。
ホンダCL、スズキ・ハスラーなど色々と乗りまわしていましたねえ・・・・。(遠い目)



長浜ウオーク・モデルコースの13ヶ所目の場所である総持寺着。
かなり歩きました。



大門をくぐり境内へ。
この仁王門は1635年に再建されたもので、江戸時代初期の特徴を備えています。



長浜ウオーク・モデルコースの12ヶ所目の場所である花養寺を探しますがありません。
この辺りなのですが。
総持寺におられた方に花養寺の場所を尋ねると「何もありませんよ。」と言って、その場所を教えてくださいました。
でも探しても花養寺は見つかりません。



花養寺のお参りは諦めて総持寺境内へ。



総持寺境内には梅の花の蕾が。



でもただの梅の蕾ではありませんでした。
松の木から梅の枝が出て蕾がついているのです。



松の木(向こう側)から生えている梅の枝。



由緒ある木のようです。
松梅と書いて(しょうばい=商売)なんですね。(^_^;)



八脚門。
頭貫(かしらぬき)・肘木(ひじき)や梁などの先端に禅宗様(ぜんしゅうよう=唐様)の影響である繰形木鼻(くりがたきばな)が多く用いられ、冠木(かぶき)には牡丹唐獅子の彫刻を入れた蟇股(かえるまた)を4個も並べた珍しい門です。



総持寺をあとにしておよそ20分近く歩き、長浜ウオーク・モデルコースの14ヶ所目の場所である妙法寺へ到着。



お参りします。



「浜京極」がありました。



長浜ウオーク・モデルコースの15ヶ所目の場所である船板塀へ



船板塀。



日が傾いてきました。
もう午後4時を過ぎています。



長浜ウオーク・モデルコースの16ヶ所目の場所である長浜鉄道スクエアへ
ずっと来たいと思っていた場所です。
時刻はもう午後4時。
「間に合うかな?」と思い受付に行くと「入館は午後4時半までで、館内は午後5時まで見学できます。」との言葉にひと安心。
入館料300円で旧長浜駅舎、長浜鉄道文化館、北陸線電化記念館の全てに入ることができます。



現存する駅舎としては日本最古の旧長浜駅舎。



旧長浜駅29号分岐器ポイント部。



説明。



当時の出札出入口。



1・2等待合室。



旧駅舎内。



記念撮影スポット。



旧駅舎と同じ敷地で隣接する長浜鉄道文化館へ。
この上部に日本最長66mの鉄道模型レールがあるのですが、人が少ないためかSLや特急の模型は走っていませんでした。(>_<)



旧国鉄のOBの方がおられ「今日は人が少ないですわ。ちょっと長いけど特急・つばめのビデオを観られますか?」とのことだったので見せていただきました。
沿線風景がとっても懐かしかったです。
特急・つばめの車内販売の様子です。



長浜鉄道文化館内部。



北陸線電化記念館へ。
日本でただ一つ残っているED70形。
ED70形は、北陸線の電化に伴って日本で初めて実用化された交流電気機関車。
1957年製で、1975年まで使われていました。
19台製造されましたが、現在残るのはこの1号機のみ。




デゴイチの愛称があるD51型蒸気機関車。
D51は1936年から9年間に1115両製造されました。
これはD51形793号機関車で、1942年11月18日に三菱重工で製造され、東北線、中央線、北陸線を1970年3月まで27年間走り、走行距離は1,784,234km(地球を約44周分)にもなります。



D51の車輪部分。



2階展望台へ上がると、列車を上部から見ることができます。



長浜鉄道スクエアをあとにして外へ



長浜ウオーク・モデルコースの17ヶ所目の場所である慶雲館へ。
長浜鉄道スクエアの向かい側にあります




慶雲館の敷地内。
来年1月10日からは、ここで盆梅展が開催されます。



長浜ウオーク・モデルコースを歩ききりました。
さて、琵琶湖一周ウオークの駒を進めることに。
とは言っても時刻はもう午後5時。
何だかいつものパターンになってしまいました。



長浜港へ。



船が停泊中。



長浜と竹生島を結ぶ船です。



ドンドン南進。
長浜大仏がある良畴寺(りょうちゅうじ)前を通ります。



良畴寺の説明。



暗い中をひた歩いて「道の駅・母の郷」へ。
ここで本シメジをお土産に買いました。



購入した本シメジ。
どうやら畑シメジのようです。
こんなキノコが20本近く入っていて350円でした。




坂田駅前着。
観たかった駅前の武者像を見上げます。



駅前の光のモニュメント。



さて帰路に。




琵琶湖周辺、長浜、そして北国街道。
本当に素晴らしいと思います。



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