今日は北国脇往還道を歩きました。
午後からのウオーク開始になったので、コース全線を歩かず関ヶ原〜春照(すいじょう)まで歩き、春照から長浜駅を目指しました。
北国脇往還は、今回のウオークで全コースの三分の一強を歩いたことになります。


本日のウオーキング歩数、53,047歩。


2008年2月2日(土)




京都駅着。



女性の運転士は初めて見ました。
カッコいい!



米原駅で20分以上の時間待ち。
その間に昼食にしました。
稲荷寿司2個と天ぷらそば。
牛負けた・・・・、基!うまかった。(^_^;)



特急「しらさぎ」が停車中。



米原駅の新幹線ホームの劣化。
ホームならいいのですが、東海道新幹線の橋脚の細さがずっと気になっています。
高速で列車がすれ違った時に大きな地震が来ても新幹線は本当に大丈夫なのか。
しっかりと検証し、もしも問題があるなら巨額な経費が要ると思うけれど絶対に改修すべき。
巨大経費は、「米軍への思いやり予算」「や基地周辺道路を1km1億円もかけて造るといった無駄をなくせばいくらでも捻出可能なはず。



大垣行きの普通列車到着。



車内へ。
ガラガラ。(@_@;)



醒ヶ井駅。
そうそう。
昔、ここ醒ヶ井の養鱒場でおいしいおいしい川魚を食べたことがあります。



関ヶ原へ到着。



貨物列車が停車中。
この荷台に乗って旅したら面白いだろうなあ・・・・。



こんなものが。



関ヶ原駅ってかなり大きな駅かと思ったら、小さい駅でしかも無人。
今日は途中下車する予定で切符を買ったので、そこからここ関ヶ原までの差額を払わなければなりません。(時間がないので結局途中下車はしませんでしたが。)
でも駅員さんがいないので支払不能である共に差額の金額も不明。
仕方ないので改札を出て運賃を確認してから再度改札内へ入り、切符と共に不足分の現金を切符回収箱の中に入れました。
たぶんそれでいいのだと思います。



北国脇往還道の南の起点。



銀行横から脇往還へ入ってすぐ正面には八幡神社が。



少し進むとこんなものが。



東首塚・・・・・?



合戦の際の陣跡でした。



yahoo!の地図情報が最新でなく、地図にある道で踏みきりの横断ができませんでした。
それを知らずにこの道を進みかけましたがあまりにも道が新しいし大きいので、よくよく別の地図を見てみるとこの道ではないことに気づきました。



上の写真の道へ行くのではなく、その左側のこの道が脇往還。



石碑が数多くあります。



田中吉政陣跡。



陣跡の説明。



陣場野公園にある歴史民俗資料館に寄ってみます。



道路改修などで撤去された道標などがいくつも集められていました。



道標の説明。



高さが1メートル以上もある鬼がわら。



わお!



歴史民俗資料館から離れ陣場野公園内を周ることに。



関ヶ原大合戦の説明。



公園の風景。



徳川家康・最後の陣跡。



陣跡の説明。



首実験の再現図。(@_@;)



陣場野公園をあとに。



太い道と合流。
365号線です。



365号を少しだけ歩いた後、365号線から外れ小池の集落へ。



島津陣地跡があるようです。



寄ってみることに。



関ヶ原合戦の開戦地。
こんなところだったんですね。



薩摩池にも寄ってみます。



左側の見えていない部分を含め本当に小さな池。
それでも今もきれいな水で満たされています。
水深は15cm程でしょうか。



街道脇の石地蔵を見ながら北進。



小関を越え、365号線と21号線と交わっている場所に出ました。
そこを越えて関ヶ原・八幡線へ。



少し進んで関ヶ原・八幡線から離れこの道へ。



関ヶ原鍾乳洞へ向かう道に出ました。



「伊吹山口」の信号がある交差点です。
ご覧のように派手で極めて分かり易い交差点。



「伊吹山口」かあるいはひとつ先の「玉」の交差点で左折し、そしてすぐに右折。
365号線に沿った玉の集落内の道を歩きます。



奥平貞冶の墓と碑があったので寄ってみることに。



旧街道の雰囲気が濃厚に漂う玉。



舗装路が途切れます。
ここを直進しますが、この先の道は地図上では1500分の1の地図上でも一部途切れて記述されています。
ここから先は、歩兵部隊と銀輪部隊のみ通行可。



湿気が多く足が沈み込む路面に「本当にこの道で正しいのかな?」と思ってしまいましたが、子安地蔵を発見。
ひと安心。



「山岳遊撃」の雰囲気に。



鏡石。
かつては夫婦岩として美濃と近江の国の国境のシンボルだったそうです。
現在はこの女岩しか残っていません。



国境の女岩を越えたので、もうここは近江の国。



藤古川沿いをテクテク。



快調に歩を進めていくと道は行き止まりに。(;一_一)
ここを渡らなければなりません。
自転車だと担いで渡らなければなりません。



渡って少しだけ行くと下水処理施設がありました。
先ほど渡った流れはどうやらこの施設の排水のようです。

下水処理施設の敷地内は立ち入り禁止。
施設の下を更に藤古川に沿って歩きます。
この施設は藤川の信号付近にあります。



更に藤古川沿いに進んで365号線へ出ます。



道が正しいのかどうかはっきりしませんが、こんな宣伝看板がある場所で365号線を離れ藤川を目指すことに。



坂を上ります。
もし道が正しいとすると、この坂は「シゲドウ坂」のはず。



雪がある寒さなのに梅の蕾がずいぶん膨らんでいます。



本陣があった藤川を過ぎ次に寺林を目指すことに。
当時は歩いて渡られていたという藤古川を寺林橋で越えます。



闇坂。
大した上りではありません。



ゲゲッ。(@_@;)



寺林の案内板。



八阪神社。



集落内にこんな一角が。






道標もありました。



街道は次に大清水(おしみず)に向かいます。
勘違いして途中で大清水の集落へと入る細い道へ入ってしまいました。
それでもこんな感じで旧道の雰囲気は濃厚。



伊吹山。
今は伊吹山の麓を歩いていることになります。



大清水の集落へ。
ここで道の間違いに気づき方向を変えます。



街道(365号線)へ戻りました。
ただ、歩道がない365線は大型車がひっきりなしに高速で通り過ぎます。
人が歩くのは極めて危険なので、あえて大清水の集落内を歩く方がいいかもしれません。
弥高川の手前で365線を離れ、弥高川を越えます。



観音堂があった場所。
かつてはここで旅人へ茶の接待もしたそうです。
今は「史跡野頭観音堂・茶所」。
北国脇往還に唯一残る遺跡です。



説明板。



きれいな花が数多くお供えされていました。



「史跡野頭観音堂・茶所」で街道が直角に曲がります。
住友大阪セメント前通過。



伊吹山ロープウエイへ通じる道を横切って少し進むとT字路。
そこを右折すると春照(すいじょう)着。
北国脇往還は関ヶ原からここまでで、およそ3分の1程。
午後からのウオーク開始を想定していたので、ここで脇往還をウオーク終了。
ここから長浜駅に向かいます。



伊吹山が間近に見えています。



予定では長浜街道を歩いて長浜に向かう予定でした。
しかし既に薄暗くなり始めたにもかかわらず、これから観音峠を越えなくてはなりません。
しかも今日はライトなし。(;一_一)
野一色東交差点で365号線を横切ります。



観音寺との分岐点。



歩道のない観音坂トンネルを通過。
トンネル手前のスーパーの看板で「長浜店まで3km」と書いてあったので勇気百倍!
ライトなしで峠道を含めて15km程歩く覚悟だったので、嬉しい誤算にひと安心。
トンネルを越えるとこんなものが。



更に進むとこんなものが。
民家も見え初め、まだ真っ暗にはなっていないので寄ってみることに。



石田三成城跡の慰霊碑。



石田三成城跡を巡ります。
結構な距離を歩いて日没後。
なかなか「味のある」山岳ウオークになりました。
汗をかきながら喉が渇いてきました






最も標高が高い位置にある石像。
ここで道は行き止まり。



石田三成城跡を後にして長浜を目指します。
こんなものがありました。



説明書きがありました。



立派なお堂と石地蔵。



宇喜多秀家。



説明。



国道8号と長浜市街との分岐点。
大きな石灯篭がありました。
ただ、やや気になることが・・・・・。
観音坂トンネルの手前には「店舗まで3km」と書かれた案内板があったのですが「そろそろ着くかな」と思っていたのですが、ここにある道路標識では店舗がある長浜市街まで「5km」と書かれていました。(>_<)



長浜市石田町。



横山城跡。
時間がないので寄れません。



説明板。



石橋がありました。



長束正家。



説明。



石田三成屋敷跡。



屋敷前跡のバス停の名前は「石田」。



屋敷跡にある金属製のモニュメント。
デジカメのフラッシュでとっても面白い雰囲気。に



長浜駅目指して急ぎます。
ここは一体どこなんだろう・・・・・。



やっと見覚えがある場所がありました。
少し前に行った「長浜観光ウオーク」で見かけた場所です。(^_^)v



赤信号を待ちながら、超巨大な散髪屋さんを見ます。



う、うまそう!
でも経費節減のため通り過ぎることに。



長浜駅に近づくと、こんな鬼の折り紙が。
明日は節分ですね。



う、うまそう!
かなり空腹。
それでも「忍」です。



長浜駅着。



駅前のスーパーで買った熱々のたこ焼きを食べながら列車を待ちます。
京都方面行きの列車に乗るには、まだ30分ほど待たなければなりません。



北国脇往還。
初めて歩きました。
なかなか味のある道で、「海道」と呼ばれた当時の雰囲気が濃厚に残っていました。
脇往還は、あと1回あれば歩ききれそう。
全線を歩いてコースを確認し、そして自転車で一気に駆け抜けたいと思います。
それにしても、北琵琶湖の自然と文化・歴史は本当に素晴らしいと実感します。



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