今日は琵琶湖一周ウオークの13回目。
とうとう琵琶湖一周はフィナーレを迎えました。
思えば、琵琶湖一周を開始したのは、ちょうど1年前の6月2日。
きっちり1年間でウオークを終えることができました。
歩いたのはJR野洲駅〜浜大津。
途中で何度も道を間違ったことと、そして久々の長距離ウオークだったことが原因で足が結構疲れました。


本日のウオーキング歩数、51,999歩。

2008年6月1(日)





JR奈良線・宇治駅着。
前日の雨がまるで嘘のような快晴。



奈良線車内では最も前に乗り込みます。



京都駅から米原行きの普通列車に乗車。
瀬田川を渡ります。



野洲駅着。
まずは北出口へ。



次に南出口へ。



野洲駅南口駅前。



南進を開始した直後、こんな石碑を発見。



人工河川が。



800年もの歴史がある祇王井川という人工河川のようです。



三上山(近江富士)が見えています。
あそこには前回来た時に登りました。



中山道と朝鮮人街道との分岐点。



とっても大事にされている雰囲気が伝わってくるお地蔵さまがありました。



地蔵様の説明板。
東山街道(今の中山道)を行く旅人の道中の安全を守った鎌倉時代の地蔵ですが、後に子を持つ親が「我が子もこの背の低い地蔵さんくらいになれば一人前」と背比べをさせるようになり、いつしか「背比べ地蔵」と呼ばれるようになったようです。
いつの時代でも子を想う親心は今と同じだなと、この地蔵様を見て感じました。



手を合わせた後、背比べ地蔵をまじまじと見ます。



中山道を歩きます。
古そうな道をたどっていたらいつの間にか中山道に入ったことがとっても幸運!
中山道を歩けるとは思ってもいませんでした。



野洲川へ着きました。
野洲川橋を渡ります。



野洲川の流れ。



吉身(吉水郷)。
かつてここら辺りは豊かな森林ときれいな水に恵まれた景勝地でした。
江戸時代に、守山が江戸の日本橋から67番目の宿場に指定された際に、ここ吉身はその西の「今宿」と共に守山本宿の仮宿(かじゅく)として栄えました。
この場所はその時代に高札場があった所になります。
この川は野洲川の伏流と湧水を戴く宮城川の支流であり、水量多く冷たく清らかで旅人の飲料水として重宝がられました。
ゲンジボタル発生の川としても親しまれていましたが、1955年以降の水質の悪化でゲンジボタルはほぼ壊滅。
しかしその後の人々の努力で水質は次第に良くなり、近年では再びゲンジボタルが見られるようになってきたそうです。



吉身の説明。



古い様式の家並みを眺めながら旧街道を歩くのは最高に素敵!



丸型ポスト発見。
もちろん現役です。



中山道(中仙道)の守山宿へ。



井戸のようなものを発見。



守山宿の井戸跡でした。



井戸跡。
中をのぞきましたが、もう深くはありませんでした。



謡曲史跡保存会の説明板。
京都でこの説明板が立っている場所は結構怖い言い伝えがある場所が多いのですが、ここはそうでもないようです。



甲屋跡の石碑。



いい雰囲気の守山宿。 



中山道と他の道との分岐点の石造道標。



守山宿の説明。



きれいな案内。



またまた現役の丸型ポスト発見。



一里塚跡らしきものを発見。



今宿一里塚跡でした。



閻魔堂前通過。
寺の石碑に「小野篁(おのたかむら)」の名前が見えます。
京都の六道珍皇寺境内の井戸から夜な夜な地獄の閻魔大王の元に通っていたとの言い伝えがある、あの小野篁です。



閻魔堂。



ドンドン南進。
芭蕉の句碑があるようです。



芭蕉句碑。



句碑の説明。



??



ひた歩いて栗東駅付近を通過。
かなりの空腹。
しかし今日は「美富士食堂」で昼食を摂りたいので「忍」の一字。



驚くことに、もう田植えは終わっていました。



中山道の説明。
間もなく草津。



天井川である草津川下のトンネルに入りました。



ついに東海道57次ウオークの際に見た道標へ至りました。



草津宿本陣。



草津宿の風景。



草津の蔵。



きれいなバラの花が。
それにしてもお腹が減ったなあ・・・・・。
「花より団子」って言葉がありますが、まさにそうだなと思います。



う、うまそう。(^_^;)



狼川(おおかみがわ)を渡ります。



京都方面行きのバイパスを進んだため、国道1号線から湖岸道路に至るのにかなり逆戻り。
やっと湖岸に着きました。



がんばって歩いて、琵琶湖と瀬田川の分岐点へ。



ここが琵琶湖と瀬田川の分岐点であることを示す道標。



更に南進。
近江大橋が見えています。
あそこを渡って膳所に行けば昼食をかなり早く食べられたんですが・・・・・。
今日中に琵琶湖完全一周ウオークを実現するため、あの橋はあえて渡りませんでした。



漕艇部の施設が数多くあります。
京大の施設前通過。



午後になって雲が広がってきましたが、再びいい天気になってきました。



瀬田唐橋近く。
小さな造船所がありました。



瀬田漁港。



「日本3名橋」の瀬田唐橋着。
いざ湖西へ。(^_^)v



瀬田唐橋上から見る瀬田川。
写真中央に船が見える辺りが琵琶湖と瀬田川の分起点になります。



瀬田川が琵琶湖に変わる部分。
単なる行政上の線引きでしかないのですが、それでもとっても興味を引かれる場所です。



瀬田唐橋の下を観光船が通過。



通過した観光船は琵琶湖方面へ。



美富士食堂を目指して超速歩。
やっとこさ京阪電車膳所駅に着きましたが、お目当ての美富士食堂は膳所駅前でなく既に通り過ぎた膳所本町駅前にあることが判明。
空腹を抱えてもう歩いて戻る気力はないので、京阪電車に乗り二駅向こうの膳所本町駅を目指すことに。
京阪電車膳所駅から駅前を望む。
電車が到着して座った時には思い切りホッとしました。
野洲駅から歩き始めた後、ただの一度も腰をかけたり休憩したことがなかったから。



膳所本町駅着。
駅から美富士食堂が見えています。



美富士食堂に入り焼きそばを注文。
忙しい時間帯は自分で焼きますが、今は午後4時前。
お客さんは少なめなので、店の奥で調理したものが出てきました。
ただの焼きソバのように見えますが、皿の底から紅ショウガまでの厚さは5cmをはるかに越えます。
普通の焼きそばの3〜4人前はあります。
値段は650円也。



美富士食堂の焼きそばをほぼ完食。(godzillaの苦手なキャベツの芯や紅ショウガ、それに豚肉の脂身はを残したので「完食」はできませんでした。)
膳所本町から膳所駅まで再び京阪電車で移動し、京阪電車膳所駅からウオーク再開。
浜大津港にかなり近づきました。



湖岸に咲くきれいな花。



この春閉館した琵琶湖文化館前通過。
多くの釣り人がいました。



素晴らしい琵琶湖。
写真中央に三上山が見えています。
今日はあの付近から琵琶湖に沿ってぐるりと周ってここまで歩いてきました。



浜大津港着。
消防艇を見ます。



「はっけん号」。



琵琶湖一周クルーズの船。



「うみのこ」。
近くにいた子ども連れの夫婦の夫が「俺はこの『うみのこ』に遠足で乗ったことがある。小学校5年生頃だった。」って奥さんに話していました。



「ビアンカ」も停泊中。



到着したミシガン。
またお客さんを乗せて出航です。



浜大津港の風景。
ちょうど一年前に、これと同じ風景を見て琵琶湖一周の第1歩を踏みだしました。
それから1年。
ついに琵琶湖一周ウオークを果たすことができました。



浜大津から歩いてJR大津駅へr。
やって来た普通電車に乗ります。



京都駅へ到着。
奈良線車内からオーシャンアロー号を見ます。



ついに琵琶湖を歩いて一周することができました。
一周を達成したらかなり感動するだろうなって思っていたんですが、実際には意外とそうでもありませんでした。
琵琶湖完全一周ウオークをを終えてまず最初に考えたことは「次はどこを歩こうかなあ。」ってこと。
歩きたい場所はいくらでもありますが、交通費を考えると実際に行けるところはさほど多くありません。
東海道57次ウオークも、旅費の関係で凍結中。
とりあえず次は「北国脇往還」の残りをを歩き、そして全線を一気に自転車で走ることかなあ・・・・・。



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