暑かった夏も終盤。
この4月に就職した長男から「二人で旅行に行って」と言って旅行資金をもらいました。
バタバタしてなかなか旅行には行けませんでしたが、この日に日帰りですが天橋立まで行くことができました。
私はかなり以前に行った記憶があるものの風景は全く覚えておらず、妻は行くのは初めて。
あわただしい日程でしたが、それでも天橋立の魅力を存分に楽しむことができました。
2008年8月24(日)
京都駅着。
関空特急「はるか」がやって来ました。
私たちが乗る特急「はしだて」が到着。
かなり年季の入った車両に少し驚きました。
「はしだて183系」です。
出発進行!
汽笛一声 新橋を〜♪
天橋立駅着。
天橋立桟橋から船に乗り込みます。
観光船の操舵室。
ゴゴゴゴ。
天橋立を右手に見ながら船は進みます。
対岸の一の宮桟橋で下船し、元伊勢籠神社境内へ。
天橋立に出没して人々を驚かせていたらしい狛犬。
剣豪の岩見重太郎が鎮霊したそうです。
岩見重太郎に鎮霊されたとされる狛犬。
境内には水琴窟が。
竹筒に耳をあてて驚きました。
水滴の美しい音が本当に琴の音のように美しく響いていたからです。
これほど美しい水琴窟の音を聴いたのは私は初めて。
笠松公園へ。
リフトとロープウエイのどちらででも行けるのですが、往路はリフトを利用することに。
笠松公園到着。
天橋立の素晴らしい風景が目に飛び込んできました。
リフトのすぐ横を通るロープウエイが到着。
「股のぞき台」が。
「股のぞき」の由来。
「股のぞき」をしながら写した写真。
実際に「股のぞき」をして見た風景とは少し印象が異なる気がします。
笠松公園からバスに乗って西国28番札所のお寺である成相寺へ。
成相寺の「撞かずの鐘」。
何で「撞かず」なんだろう・・・・・?
「撞かずの鐘」の由来。
こんな言い伝えがあったんですね。
成相寺。
朱印帳を持ってこなかったことを後悔。
いやね、朱印を集めているものですから・・・・。
境内の「鉄湯船」から湧く「成相寺観音水」(「丹後の名水」)。
飲んでみましたが、とっても味わい深い水でした。
本堂。
安永3年(1774年)の建築です。
五重塔近くの池。
境内から展望台へ。
素晴らしい天橋立の眺望。
成相寺の五重塔。
成相寺バス停付近から見る風景。
バスで笠松公園まで戻ってきました。
笠松公園からの下山にはリフトでなくロープウエイで。
ロープウエイ出発進行。
ロープウエイの運転席。
対向車両とすれ違い。
男山ケーブルと同じく右側通行。
ロープウエイから見下ろすリフト。
元伊勢籠神社まで戻ってきました。
境内にある亀の形をした池の中には実際の亀の姿が。
一の宮桟橋へ。
双胴船へ乗船。
甲板の前部。
船のブリッジ。
操舵室。
一の宮桟橋の風景。
出航〜。
遠ざかる一の宮桟橋。
船は快調に阿蘇海を進みます。
天橋立桟橋に到着。
船が通る時に回転する「廻旋橋」が回転していました。
上陸し智恩寺へ。
「三人寄れば文殊の知恵」で有名なお寺。
先ほど回転していた廻旋橋「小天橋」へ。
全長36mあるこの橋を渡って天橋立へ。
天橋立は府道だそうです。(@_@)
でもそういえば、流れ橋も府道。
天橋立。
想像していたよりも幅が大きいことに驚きました。
与謝野寛・晶子の歌碑。
岩見重太郎仇討の場にある「試し切りの石」。
磯清水。
名水百選の一つであるこの磯清水。
周囲を海に囲まれているのに塩分を全く含まない清水がコンコンと湧き出ており、古来より「不思議の名水」とされてきました。
磯清水の説明。
大砲?!
砲身に溝が切ってあり本物の雰囲気がします。
説明。
軍艦「春日」は、チリ海軍が発注してイギリスで建造中だった軍艦が、アルゼンチンとチリとの和解により売却されることになったものを日本海軍が購入したもの。
「海軍思想」ねえ・・・。
「海軍精神注入棒」に代表されるような当時の軍思想は私は嫌いです。
磯清水でUターン。
小天橋まで戻ってきました。
橋の下を船が通過。
もう1艘。
こちらは観光ボートの雰囲気。
小天橋近くの灯明台。
灯明台の説明。
天橋立駅前着。
「知恵の輪」が。
「知恵の輪」の説明。
駅から歩いて1分弱の天橋立温泉「知恵の湯」へ。
温泉に入るのではなく「足湯」に入ります。
足湯はホカホカと暖かく、足の疲れが取れます。
近畿の駅百選に選ばれている天橋立駅。
近畿の駅百選に選ばれている駅は、私の身近では「京都駅、稲荷駅」(JR) 「宇治駅」(京阪電車)などがあります。
天橋立駅前の風景。
駅前のからくり時計。
「知恵の輪からくり時計」だそうです。
乗って来たのとは色違いの「はしだて183系」が停車中。
帰路で乗る「タンゴ・ディスカバリー」が到着。
KTR8000系です。
「タンゴ・ディスカバリー」の車内。
往路と同じくガラ空きでした。
思いきり暑かった夏。
家族に大変な事態が起こったけれど、それも解決。
夏の終わりに夫婦二人のいい思い出を刻むことができました。
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