今日は北国脇往還ウオークの2回目。
小雨のぱらつくあいにくの空のもと、春照(すいじょう)から小田(やないだ)を経て野村まで歩きました。

本日のウオーキング歩数、32,248歩。

2008年9月15日(月)




自宅を午前10時過ぎに出て京都駅着。
電車まで時間があったのと、歩くコースを考えると歩き始めてから食事できる場所は皆無と考え、立ち食いそばで早めの昼食を済ませて電車を待ちます。



近江塩津行きの新快速が到着。



米原で新快速を下りて東海道線の各駅停車へ乗車。
東海道線の車内風景。



近江長岡駅着。
予定ではここからバスに乗り春照まで行くはずでした。
でも案の定と言うか何と言うか、春照までのバス便は2時間後。
致し方なしに歩くことに。



近江長岡駅から春照までは5km程あった感じです。
前方に見える伊吹山の麓に春照があります。



春照は伊吹分庁舎の向こうのはず。
かなり歩いたのに、まだ北国脇往還ウオークの今日の起点まであと3km程ある感じ。



芭蕉の句碑が。



秋を感じる風景。



野頭観音堂跡の案内。
この観音堂は初回の北国脇往還ウオークで通過した場所。
「まだこんな場所なのか」とややガックリ。



ワクワクしてくる案内板。
一つ上の写真とさほど遠くない場所にあります。
「北国脇往還」は「きたぐにわきおうかん」でなく「ほっこくわきおうかん」だったし、春照は「はるてる」でなく「すいじょう」。
このウオークで、私はひとつ知識を増やしましたがな。(*^^)v



春照宿本陣跡へ到着!
ここが今日の脇往還ウオークの起点だとは思えない程しっかりと歩いてきました。
ああ、しんど。(';')



北国脇往還の説明。
この案内にもあるように、その距離はわずか40数km程度。
朝から歩き始めることができ、そしてルートさえはっきりしていれば一日で歩ききることも十分に可能。
しか〜し!
私の自宅からここまで来るのが結構遠いし、その上コースもよく分からない。
ゆえに、今日のウオークも苦戦は必至。



本陣跡。



北国橋。



レトロチックなレンガの建物。



「右江戸道、左山中道」と刻まれた道しるべ。



小さいけれどかなり水量の多い川を渡ります。



動力を一切必要としない分流装置。



水量が多いとはいえとっても小さな流れ。
そんな水が集められてこんなにも大量の水が。



大きな水音を上げながら水が四方に流れていきます。
おそらく農業用の水。



北国脇往還の宿跡である小田(やないだ)着。



小田の案内の下にはとってもきれいな花が。



小田から先の道が分からなくなり迷ってしまったので農家のおじいさんに声をかけると、姉川まで案内してくださいました。
小田から先の北国脇往還は、圃場整備でなくなってしまったとのこと。
この写真に写っている橋の反対側、つまり私がこの橋を眺めている状態の背中の方向に、橋げただけ残っている場所があったので写真を撮りたかったのですが、案内してくださったおじいさんの話を聞きその案内どおりに進んだので写真を撮ることができませんでした。



姉川に架かる人道橋。
でもここを渡るとまた南に戻って「農民道路」に行かなければならないそうです。
で、ここで姉川を渡りません。
「農民道路」というのは、北国脇往還がなくなったので北行する際に利用する道路だとか。



姉川に沿ってこんな道を歩きます。



おじいさんに教えていただいた橋を渡ります。
この橋を渡って農民道路に行くんだそうです。



橋の上から見る姉川(あねがわ)の流れ。
1570年の姉川の戦いでは、激戦でこの姉川の水が血で赤く染まって流れたと言い伝えられています。



「農民道路」は車が多くて危険だと教えてもらったので、農民道路の手前にあったこの道を北進することに。



農民道路を歩かなくてよかった!
北国脇往還ではないものの、とっても風情ある道でした。



蔵が。



あるいはここが北国脇往還なのでしょうか?
旧街道の雰囲気が濃厚。



農民道路に至りました。
今庄ぶどう園前通過。



この辺りから再び北国脇往還に入っているはず。



轟神社。



付近の案内絵看板。
歴史を感じる案内板ですが、今は北国脇往還を歩くことだけが目的。
今回のウオークではこの案内のどこにも寄るつもりはありません。



野村を目指します。



いい感じが漂う風景。



昭和の雰囲気が濃厚に漂う宣伝。
いつの頃のものなのでしょうか・・・・。



石地蔵様がいっぱいある場所に突き当りました。
ここを左です。



ここら辺りでは水を本当に大事に使っているようです。



大きな石碑が。



子どもが生活していることがよく分かる光景。
なんだか嬉しくなってきます。



長浜市に入りました。
野村の集落内にある江戸時代の道標。



道標の説明。



歩を進めます。
歩き始めて初めて店を見つけました。
電気が消えているので休みかなと思いましたが、戸が開きましたので声をかけると奥からおじいさんが出てきました。
「アイスをください。」と言うと、店に置いてある家庭用冷蔵庫の冷凍庫を指差して「好きなものをとってください。」とのこと。
買ったアイスを食べながら店のおじいさんと話をしていると、北国脇往還はこの赤い建物の右側ではなく左側の道だと教えてくださいました。
右側の道は新しい道だとか。



新しい道と北国脇往還との境目に石地蔵様が。



線刻された石碑。



石地蔵様がござらっしゃる。



北国脇往還が太い道に突き当りましたがまだ先へ伸びているので進みました。
するとここへ。
ここから先の道が分からないのと、今日は敬老の日で自宅で食事会をする予定なので、そろそろ帰路につくことに。



長浜市内ねえ・・・・。
5キロメートル以上はあるはず。



外に出ていた人に尋ねると、最寄駅は虎姫だとか。
虎姫駅を目指して西進することに。
石地蔵様が。



実に多くの石地蔵様。



時間がないので作戦変更。
バスで虎姫駅へ目指すことに。
バス停を目指します。



かなり歩いてバス停に着いたものの、バスは全くなし。(>_<)
仕方なくタクシーで虎姫駅へ。
タクシー代が1,500円もしました。(-_-;)
虎姫駅着。
駅前の虎姫像。



虎姫の由来。



ワオ。



虎姫の散策マップ。
虎姫は通過してばかりで一度もゆっくりと散策したことがありません。
一度ゆっくりと散策してみたいなあ・・・。



駅にある「虎神殿」。



駅の待合室にはこんなものが。



虎姫から乗った電車は長浜どまり。
ここ長浜で新快速に乗り換えます。
長浜駅。
ここ1年程の間に、もう数え切れないほど来ました。
長浜はとっても素晴らしいところだなって思います。





北国脇往還。
近ければ一日で歩ける距離ですが、遠い上に歩き終えてから最寄駅までの交通が極端に悪く苦戦。
しかし、あと1回で歩き終えることができるまでにコマを進めることができました。


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