今日は、北国脇往還ウオークの3回目。
自宅を出るのが遅かった上、長浜から伊吹登山道へのバス便がなく近江長岡行きのバスに乗り石田で下車して野村を目指しました。
石田から野村までは5kmほどあり、脇往還ウオークの開始地点に着いた時刻はもう午後3時過ぎ。
しかも途中で道を間違いかなりの時間ロス。
結局、北国脇往還としては野村〜郡上間を歩いただけに。
でも、次回のウオークで北国脇往還は間違いなく歩破できるはず。

本日のウオーキング歩数、推定40,000歩。(ウオーキングメーターを持っていくのを忘れてしまいました。)

2008年9月23日
(火)



JR奈良線の先頭車両に陣取り 一路京都駅へ。
鴨川を渡ります。



京都駅着。
ホームで列車を眺めながら長浜行きの電車を待ちます。



長浜ドーム。



長浜駅前。



伊吹登山口線は午後2時43分までありません。
現在時刻は午後1時過ぎ。
近江長岡行きのバス便は午後1時36分があります。
そこで、近江長岡行きのバスで石田まで行き、石田から野村まで歩くことに。
路線図中央が石田に行く線で、左にずっと伸びているのが伊吹登山口線。
石田から野村まで歩くのはかなりの距離になると考えられます。



石田着。
バス停近くに石田三成の屋敷跡があります。






ここに来るのは初めてではありません。
第1回目の北国脇往還ウオークの帰路で、春照(すいじょう)から長浜駅に向かうウオーク途中で通りかかったことがあります。



こんなプレートがいっぱいあります。
石田三成に仕えた武士のもののようです。



春照方向目指してウオーク開始!



レトロチックな建物が。
現役です。



ズーム。
ズームはいいけれど、心にちとさざ波が。
なんだか違和感を感じ、長浜駅の観光案内書で貰った観光パンフを改めて見ることに。
や、やはり。(-_-;)
道を間違っていました。
春照方向に行ってはいけません。
石田三成の屋敷跡がある場所は十字路。
下りたバスは春照方向に向かって行きましたが、その道ではなく春照方向に向って左側の道に行かなくてはならないのです。



三成の兄の説明。



いいですねえ。



三成の産湯の井戸がありました。



井戸の中を覗き込みます。
天気が良く日差しがきついので暗い井戸の中はよく見えませんが、深さはある程度あるように思えました。
実際はどうなんでしょうか・・・・。



歩を進めます。



こんな物が。



大谷吉継の名が。



大谷吉継は、当時難病として恐れられていたハンセン病を患っていました。
ある茶会の場で、集まった将は茶碗に入った茶を一口ずつ飲んで次のものに回す飲み方を始めました。
しかし、吉継が飲んだ後は誰もが飲むまねをするだけで飲まなくなった。
三成の番がくると彼は普通に口をつけて茶を飲みほした。それ以来二人は「友」と呼び合う関係に。
「打倒家康」で決起した三成が関ヶ原の合戦を開始すると、吉継も2,000の兵で松尾山麓ろくに布陣し、目が見えず体の自由が利かない身を輿の上に乗せて指揮。
戦の途中での小早川秀明の裏切りなどにも動揺せず大奮戦し、最後の時を知るや「三成、地獄で会おうぞ」の言葉を残して自刃したのでした。



彼岸花の色が鮮やか。



過ぎゆく夏を惜しむかのように、ヒマワリの花が精一杯咲いていました。



秋ですねえ・・・・・。



雄大な伊吹山。



とりあえずの目標地点は茶臼山古墳。
どんどん歩きます。
どんどん行こう〜♪



素晴らしい風景を眺めながら時おり深呼吸。



なんだか昔っぽい門柱が。



「尋常高等小学校」の文字。
尋常小学校は1886年の誕生から1941年の国民学校の設置までの間に存在していた学校。
尋常小学校当時の門柱を私が見たのはこれが初めて。



門柱の説明。



歩を進めます。
凄いですねえ、こんな物がありました。
私が考える範囲ではとっても貴重な物に思えるこんなものが、実に無造作に置かれていました。



今日の北国脇往還ウオークの出発点はまだかいな・・・。



いいですねえ。
実にいい風景。



実にいい風景だけれど、今日の北国脇往還ウオークの起点にまだ着いていないのにもう結構疲れていたりして。((+_+))



茶臼山古墳着!



茶臼山に登るかどうしようか迷いながら説明を読みます。
登るかどうしようか迷っていると、すぐに蚊がプ〜ンと寄ってきました。(-_-;)



登り口の草むらを見て即座に登山を断念。
「ここは蚊がいない時に登る場所だ」って思いましたから。



姉川着。



結構傷みが目立つ・・・・、基!結構レトロな橋。
戦ではこの姉川の水の色が血で赤く染まったそうです。
その時の惨状を連想させる「血原」「血川」などの地名が今でも残っています。



姉川古戦場にある石碑。



戦死者の碑。



こんな石碑も。



どうやら野村に着いたようです。



北国脇往還へ。



今日ののウオークの起点にやっと到着。
時刻はもう午後3時を過ぎていますがな。^_^;
ここから右側の道は新しい道で、北国脇往還はここを左へ。



新しい道ができたからか実にひっそりとして、前回も今回も誰にも会わなかった静かな北国脇往還。



畑の中を通る脇往還。



365号線へ。
ここからしばらくは365号線を歩くことになります。



草野川橋を渡りました。
橋を渡った辺りから365号線の東側に脇往還があるはずなんですが見つかりません。
あたりをウロウロして探したんですが分からないので諦めることに。



引き続き365号線を北進。
草野川橋以北の365号線沿いの風景。



秋ですねえ・・・・・。



365号線の八島口から北国脇往還へ再び入ります。
石碑が。



石碑の説明。



下調べをし地図も印刷して持参しているのですが、この辺りが分かるかどうか不安でした。
八島の辺りで北国脇往還は365号線から西に離れますが、途中で100度ほどの角度で北に向き再び365号線に至ります。
とりあえずウオークを続行。



どの道を通り国道から遠ざかるのか?
よく分からないままに歩きまわります。
こんな素敵な風景を見ながらなので、別に負担ではありません。
むしろ楽しみながら歩きます。



ノウゼンカズラの花をズーム。



この先まで行ってから引き返しました。
どうも違うような気がしますので。



延命地蔵尊が。



地蔵尊の横に何か置いてありました。
「野菜の無人販売かな?」と思って見るとそうではありませんでした。
子宝草なんてとってもいい名前。
字が書いてある板の下に置いてある強そうな鉢に入っているものを一ついただいて帰りました。
帰宅してリュックの中をを見ると、鉢は割れていませんでした。
大事に育てようと思います。



365号線の八島の交差点近くまでまた戻って来ました。
ここからどう行くんだろう・・・・?



北国脇往還の石碑を再び眺めます。



説明。



石地蔵様。



本当に多くの石碑があります。



石碑の説明。



道が全く分からないけれど、再びウオーク開始。
とりあえず365号線から離れる道を歩きます。



再び石碑発見。
すわ北国脇往還!?
でも何の説明もないのでよく分かりません



素晴らしい風景。
この道が北国脇往還のような気もするのですが。



365号線から何キロメートルも離れてしまいました。
ウオークで道を間違うと、その時間的ロスは甚大。
時には数十分、あるいは数時間のロスも。
かなりの時間さまよっていると、北陸自動車道が見えてきました。
北国脇往還は、北陸自動車道の手前で北陸自動車道に並行して進み365号線に至ります。
ただし、その前に山ノ内町で脇往還は3回ほど直角に曲がり、途中には本陣跡もあるはずなので道の大幅な間違いは決定的。
でもとりあえず北陸自動車道沿いに歩きます。



間もなく365号線かなあ・・・・。



「道の間違えなど気にするな。」とでも言うかのように、墨絵のような伊吹山がそびえています。



かなりの時間歩いて、365号線の郡上南交差点着。
ここまで来れば、ここから先の北国脇往還はほぼ間違えなく歩けます。



小谷城跡麓にある小谷食堂。
2007年12月24日の琵琶湖一周ウオークの際にここで以前ラーメンを食べた記憶があります。
以下のアドレスがその時のレポ。
http://godzillagogo.web.fc2.com/071224l.html
この時に初めて見たフォックスフェィスがとっても気になって、今年は我が家でそのフォックスフェイスを栽培しています。
フォックスフェイスは実がつきにくいということで栽培が難しいようですが、我が家に植えているフォックスフェイスは20個以上も実がつき その実はもう黄色く色づき始めてきました。



小谷城跡清水谷武家屋敷群跡にある石碑。



上に同じく。



小谷城跡案内図。



武家屋敷群の説明。



雲が多いものの、「日没近し」の雰囲気を感じます。



大谷市場跡。



郡上宿に到着!



水車が。



路面に代わった模様があるなあ。
よく見ると「口縄」が車に轢かれた跡ですがな。(-_-;)



郡上宿にある高札場跡。



ここを右折すれば北国脇往還。
直進すれば、北陸本線・河毛駅方向。
時間が遅くなったので直進し河毛駅方向を目指すことに。



石地蔵様が。



河毛駅着。
夜の駅も風情があるものです。



ロマンチックな雰囲気が漂う無人駅のプラットホーム。



観光案内や切符販売をしてもらえる河毛駅コミュニティホール。
ここで切符を買うとその売上の1割は地元自治体に還元され、その資金がこのコミュニティホールの運営に使われます。
もちろん私も、ここで切符を買いました。
「できれば往復で」と書いてありましたが、それは無理なので帰路のみ購入。



たかだか45キロメートルほどの北国脇往還。
しかし道が分かりにくくウオークで極めて苦戦。
でも、あと1回で間違いなく完歩できるはず。
最終のウオークでは、北国脇往還の魅力を最大限に満喫しようと思います。


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