今日は、湖北の小谷道ウオークの2回目。
結果的に小谷道ウォークを終えることになりました。
歩いたコースは、長浜〜伊部本陣跡。
長浜に着いたのが午後3時という遅い時間からのウオークになりましたが、それでも素晴らしい湖北の風景を楽しみました。
私が湖北の脇往還と小谷道を歩くきっかけになったのは、北国街道を歩くために購入したサンライズ出版の「北国街道と脇往還」という本ゆえのこと。
本にはとっても興味深い記述があり、余呉以南の北国街道を歩き終えた後に「脇往還と小谷道を歩きたい」という想いを強く持ちました。
今日のウォークで、本に記述されている余呉以南の道は概ね歩ききったことに。
それでも、湖北と言うか私の好きな言葉で表現すると「奥琵琶湖」の魅力に病みつきになった私。
これからも奥琵琶湖通いを続けようと考えています。
本日のウオーク歩数、29,339歩。(うちエクササイズウオーク24,607歩)、消費カロリー1,112kcal。
2008年12月13日(土)
京都駅に着き、ホームの食事どころでイナリ寿司とわかめそばの大盛で昼食。
食事を済ませ、ホームで新快速を待ちます。
貨物列車通過。
近江塩津行き新快速が到着。
瀬田川を渡ります。
長浜着。
時刻はもう午後3時。(>_<)
長浜街道を進みます。
豊国神社前通過。
長浜は何度来てもいいなと感じます。
北国街道へ。
黒壁ガラス館横を通ります。
大手門通りへ。
歩いている人が焼きたてでアツアツのおいしそうな餅を食べていました。
店を探しながら歩いていたら発見!
さっそく購入。
曳山博物館。
長浜御坊参道入り口にある「お初きつね」のモニュメントが、午後遅くの柔らかい日差しを浴びて金色に輝いていました。
何度見ても不思議なモニュメントです。
雄大な伊吹山。
前回来た時に積っていた雪はもう消えていました。
サンライズ出版社の「北国街道と脇往還」という本を見ながら歩きます。
記述と地図を頼りに、あとは感だけが頼り。
大くの場合、感は外れているのですが、今日は珍しく^_^;感が当っていました。
本の説明にある長浜北高校を見つけました。
長浜北高校の南の道は、宮川とかつての辛亥村(現在の山階町)との村境なのです。
長浜北高校の横の道を通り山階町へ。
山階町は、かつての辛亥村と辰巳村が合併してできた町。
国友へ向かいます。
雲が広がり日が陰ってきました。
長浜市泉町(かつての中沢村)の集落を通過。
国友着。
小谷街道は国友の集落内を南北に貫通しているのです。
とても大切にされていることが伝わってくるお地蔵様。
国友の集落内にはこういう石碑がいっぱい建っています。
大嶋吉兵衛屋敷。
住居として現在も利用されています。
国友鉄砲の里資料館。
閉館時間まであと30分ほどありますが入場はしません。
妻と行動を共にしていない時には、私は原則として有料ゾーンに入って自分だけ楽しむということをしないと心に決めているからです。
博物館。
博物館は学校跡に建っているようです。
溝蓋のスリップ止めにも鉄砲の絵柄が。
国友の集落をゆっくりと北進。
国友の説明が書いてありました。
鉄砲の需要が少なくなると、人々は金工彫刻や花火で生活を維持するようになったんですね。
明治時代末の国友集落の様子。
活気あふれる場所だったことがうかがえます。
今の国友の家並み。
国友鉄砲鍛冶の説明。
何だか不思議なものがありました。
可愛い!
金工彫刻のひとつなのでしょうか。
国友一貫斎屋敷。
屋敷の説明。
国友町会館前
ここにも金属のモニュメントがありました。
会館横はかつての札の辻。
明治期の国友村は、商店が35軒、医者と質屋が4軒、料理屋5軒が建ち並ぶ町屋だったのです。
明治中期には、人通りが多いのでここ札の辻に国友村が公衆トイレを設置したほど賑わっていました。
さすがに国友。
シャッターにも鉄砲の絵が描かれていました。
屋敷跡に建つ小さなお堂に手を合わせます。
姉川へ。
明治27年までは木造の太鼓橋がありましたが、今はコンクリート製の強固な橋が架かっています。
国友橋を渡ります。
宮部。
ここから虎姫町。
薄暗くなった道を伊部目指して進みます。
この辺りで道が分からなくなり苦戦。
遅い時間に道が分からなくなるのは辛いもの。
行ったり来たりしながら何とか伊部へ着きました。
伊部本陣跡。
さて帰路に。
ここ伊部は、JRの駅で考えると北陸本線の虎姫駅と河毛駅のちょうど中間にあたる地点。
どちらの駅を目指そうか迷いましたが、結局車が多く走る安全な道を通ることになる虎姫駅を目指すことに。
さて、また歩こうか!
虎姫駅から電車に乗り京都駅到着。
少しだけ特急列車ウオッチをしようっと!
特急「まいづる」。
特急「ひだ」。
特急「スーパーはくと」。
智頭急行のディーゼル車HOT7000系です。
サンライズ出版社の「北国街道と脇往還」に記された「北国街道」「脇往還」「小谷道」の全線を歩破しました。
北琵琶湖は実に魅力的。
ウオークで琵琶湖一周を果たした私ですが、その琵琶湖周辺でも北琵琶湖が特に好きになりました。
湖西の明るい雰囲気も魅力的ですが、北琵琶湖のしっとりと落ち着いた雰囲気もとってもいいもの。
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