今日も夜間の用事がある日。
勤務終了から夜間の用事まで少し長めの時間があったので、夕刻トレーニングで八幡の最高峰を目指しました。
今年4回目の男山登山。
やや距離が長く、様々なミステリーがあるアドベンチャーコースを歩きました。


本日のウオーキング歩数、約5,000歩。

2009年1月26日(月)





ウオークで杉山谷不動の登山口を目指します。
「石清水八幡宮 約40分」の案内が。
歩く時間の目安は、案内板の時間の半分。
したがって、石清水八幡宮へは20分をめどに歩くことにします。



重文に指定されている航海記念塔に少しだけ寄ってみます。
私のウエストポーチを上に乗せてみましたので石塔の大きさが分かるかと。



航海記念塔の説明。



「杉山谷不動堂」が建っている場所は急傾斜崩壊危険区域。
不動堂も山津波で壊滅的な被害を過去に受けています。



今は厳冬期なので何の心配もありません。
それでも何となく不気味。



不動尊境内へ。



日本一高い橋脚とされる男山ケーブルの橋脚の基礎部分。
杉山谷の西側のこのあたりは橋脚の建設には、あるいはさほどの困難はなかったかもしれません。
しかし急傾斜危険地の杉山谷を挟んだ東側の橋脚の建設には想像を絶する困難さがあったはず。
1955年に建設されたこの男山ケーブルカーは、まさに戦後の日本の技術と人々の血と汗の結晶のひとつ。



旗が林立する境内。
掃き清められてきれいな参道ですが、過去に様々な事件や事故があった杉山谷不動堂周辺。
夕やみ迫る今の時刻は何とも言えない雰囲気が漂うような気がしてきます。



水行場への入口。
ずっと入口のゲートが閉ざされたままでしたが、最近はこうしてゲートが開いていることが時々あります。



杉山谷不動堂近く。
このアングルで、私はこれまで何度かおかしな写真を写したことがあります。
このあたりは、弘法大使が妖怪を封じたとされる場所。
幽霊妖怪の類は一切信じないし真っ暗闇の山奥を一人で歩いても何ら動じない私ですが、この杉山谷だけは夜に一人では来たくないと思う場所。
最近でこそ減りましたが、ここ杉山谷不動周辺はかつては結構頻繁に※吊りがあった場所でもあるのです。



杉山谷不動尊にお参り。



不動堂の由来。
「怪異なる事象」「妖怪」「弘法太師」「封じられた」などの文字が読み取れます。
不動堂を後にして標高を上げます。



急峻な杉山谷に架かるケーブル鉄橋。



神応寺着。
この鐘の中に頭を入れて大きな声で願い事を言うと、声が大きければ大きいほど高い確率で願いがかなうそうです。
少し前までは鐘の下に床几(しょうぎ)が置いてあって自由に鐘の中に頭を入れることができたんですが、安全のためだと思われますがいまはもうそんなことはできません。



「八幡たけくらぶ」の皆さんの作品。
虚無僧。



神応寺境内近くにある案内板。
石清水八幡宮まで35分とありますが、速歩だとおよそその半分の15分ほど。



男山ケーブルの線路。
この下にあの急峻な杉山谷があるとは思えません。



ケーブルカー通過。



京阪電車本線の八幡市駅へ下るケーブル。



美しい竹を眺めながら標高を上げます。



三角点「八幡」へ入る位置にある「平成の正遷座」ののぼり。



八幡の最高点着。
それにしても、いつになったらこの標識は修理されるんでしょうか・・・・。



二等三角点「八幡(はちまん)」。



二等三角点「八幡(はちまん)」の標識。



ひだまりルートとの分岐。
このコースを下ると走上がりのバス停に至ります。
このコースの途中に「水行場」があるのですが、そこは古墳があった場所で昼間でも薄暗い所。
私は夜間に某講座の講師を勤めていますが、その講座の生徒さんの一人である女性から「昔、夕方にそこを通るった時誰もいないのに髪の毛をつかまれたことがある。」と聞いたことがあります。
詳しく聞いてみるとどうやらそれは「髪の毛が逆立つ」という現象だった模様。
おそらく「怖い・気持ちが悪い」という意識ゆえのことだと思いますが、そのように感じる雰囲気は十分ある場所。
ちなみに、その行場は石清水八幡宮とは何の関係もない場所です。



石清水八幡宮の上院着。
お参りします。



登り始めた時にはまだ明るさが残っていたのに、もう完全に夜の帳に包まれました。
展望台へ夜景を見に行くことに。



展望台から見る北方向。
京都市南部の風景です。
今日は「アドベンチャーコースを歩いたので30分ほどかかりましたが、泰勝寺近くの登山口から速歩で登るとこの展望台までわずか5分足らず。



ズーム。
「下界」からたった5分足らずでこの展望台に来ることができる男山。
本当に素晴らしいなと改めて実感。



暗くなった参道を歩き表参道へ向かうことに。



表参道から下山開始。
表参道を下る途中で見る灯り。
夜間の用事があるので、足もとに気をつけながら急ごうっと。



1時間弱でできる、「摩訶不思議なコースをめぐるアドベンチャーツアー」。
八幡って本当に素敵です。
でも私は、その魅力をまだあまり知らないと自覚しています。
もっともっと八幡を詳しく知りたい、いや知ろうとっと!


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